詩人/アーティスト(パフォーマンス、メディアアート)
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皮膚感覚を起点とした自己統合、および他者/環境との関係性の再構築をテーマに活動する。過剰に均質化・情報化された都市空間で、今宿は「わたしがかんたんにばらけてしまう」と繰り返し感じてきた。統合を失った身体は、ときにぐったりと重く、ときに恐ろしく軽くなる。このような身体の統合を失調する感覚に対して、皮膚への反復的なアプローチ——圧迫、熱、振動、よろめき——を通して、自己を再定義する装置を制作している。そしてこれらの装置に他者をも巻き込み、互いの輪郭を揺さぶり合うことで、感覚の共有と変容を促す新しいコミュニケーションへの回路をひらくことを試みている。
主な作品に、手を握り合いながら熱したパラフィン液(蝋)に何度も沈め、その形を保存する《熱触療法》、鑑賞者を圧縮袋に入れ空気を抜くことで、身体が圧迫される瞬間の融和/分裂状態を体験させる《Pressure-Pleasure》。
主な受賞に第1回西脇順三郎賞新人賞。
主な出版物に詩集『還るためのプラクティス』(七月堂)。